【全頭考察】マイルチャンピオンシップ 2025

過去の全頭考察

◎レース傾向(京都開催の直近5年)

京都開催の直近5年は連続開催7週目での開催。昨年のみBコース6日目だが、それ以前はCコース2日目。今年は連続開催8週目かつCコース2日目である点には注意したい。
開催が進んだ馬場ということもあり、キレというよりはスピードの持続力勝負になりやすい印象。
馬券になった15頭で上がり3位以内だったのは5頭のみであり、15頭中14頭が上がり33.6秒以上だった。4角1/2頭より後方から馬券になったのは5頭。ペース次第では差しも決まるが、基本的には好位から持続的な脚を使った馬が多く好走している。
また、連続開催の影響で馬場の内が荒れていることが多く、基本的には外が伸びている。しかし、内枠から内を通った馬で決着した年もあり、年によって馬場の状態が変わりやすい印象。
直近2年は1.32秒台で決着しているが、それ以前は1.33秒台での決着。極端なスローになることは少ないが、安田記念と比較すると遅めのタイムで決着することが多い。

◎展開予想

直近3走で逃げたことがあるのはウインマーベルのみ。先行しそうな馬もジャンタルマンタルやエルトンバローズ、レーベンスティールぐらいで、ハナ争いが激化することはなさそう。
ウインマーベルは1400m以下でも先行するスピードがあるため、逃げなくてもペースを押し上げる要因にはなりそうだが、ミドルペース以上にはならなさそう。距離延長組は5頭だが、差し脚質の馬が多いため、ペースを押し上げる要因にはならない印象。スローペースになれば、直線での決め手勝負になる可能性も。

◎全頭考察

1 トウシンマカオ (牡6/美浦・高柳瑞/差)

近走・前走(スプリンターズS)は出遅れたが、道中はスムーズな競馬で敗戦
・2走前(セントウルS)は大幅な馬体減もあっての3着
・3走前(京王杯SC)はスムーズだが、日本レコードで完勝
プラス・安定した末脚
・スプリントで戦ってきた相手のレベルは上位
・戦績から時計勝負にも対応できる
マイナス・3年半ぶりの1600m
・戦績からも内枠がプラスとは言えず
・マイルの一線級との力関係は未知
条件など・スムーズな競馬ができれば


2 シャンパンカラー (牡5/美浦・田中剛/差・追)

近走・前走(富士S)は馬場や展開が向かずの敗戦
・2走前(安田記念)は大きく出遅れ、展開も向いたとは言えずの6着
・3走前(ダービー卿CT)は斤量を背負った上、上位馬より外を周り続けての6着
プラス・持続的な末脚
・近走は度外視可能
・器用ではなさそうで、この舞台は悪くない
マイナス・位置が取れず、キレでも劣る
・強敵には完敗している
・持ち時計が遅く、時計勝負になるとどうか
条件など・よほど差し有利の馬場や展開になれば


3 ウォーターリヒト (牡4/栗東・石橋/追)

近走・前走(富士S)は馬場や展開が向かずの敗戦
・2走前(中京記念)は展開が向かなかったが、ロスのない進路取りでの敗戦
・3走前(安田記念)は馬場や展開が向かずの敗戦
プラス・安定した末脚
・近走は度外視可能
・脚質から直線の長いコースはプラス
マイナス・今回の上位人気馬には完敗している
・位置が取れず、展開待ちになりそう
・持ち時計はやや劣る
条件など・差し有利の馬場や展開になれば


4 マジックサンズ (牡3/栗東・須貝/差・追)

近走・前走(富士S)はやや折り合いを欠いた上、キレ勝負にも対応できなかったか
・2走前(NHKマイルC)は展開が向いたが、初のマイルかつG1で2着
・3走前(皐月賞)は展開が向いたが、4角で大外を周るロスがあっての6着
プラス・持続的な末脚
・折り合い面から内枠はプラス
・器用ではないため、この舞台は悪くない
・斤量57kg
マイナス・上がりがかかるレースでしか好走しておらず、キレが問われるとどうか
・前走から更なる相手強化
条件など・2走前のような展開になれば


5 アスコリピチェーノ (牝4/美浦・黒岩/差)

近走・前走(ジャック・ル・マロワ賞)は初の直線競馬かつスムーズに伸びれずの敗戦
・2走前(ヴィクトリアマイル)はやや展開が向いての勝利
・3走前(1351ターフスプリント)はロスのない競馬だが、ベストではない距離で勝利
プラス・実績は上位
・安定した末脚
・舞台問わず好走しており、国内は7戦7連対
・持ち時計は最上位
マイナス・近走からの相手強化
・海外帰りはやや不安
条件など・スムーズな競馬ができれば


6 ガイアフォース (牡6/栗東・杉山晴/差)

近走・前走(富士S)は斤量や馬場の恩恵があったとはいえ、強敵相手に勝利
・2走前(安田記念)は直線で追い出しが遅れるロスがありながらの2着
・3走前(チャンピオンズマイル)は外枠から外を周り続けての敗戦
プラス・持続的な末脚
・国内の同距離は5戦とも4着以内
・戦ってきた相手のレベルは上位
・戦績から時計勝負にも対応できる
マイナス・キレではやや劣るため、位置が取れないとどうか
・前走の2,3着馬と同斤量
条件など・スムーズな競馬ができれば


7 チェルヴィニア (牝4/美浦・木村/差)

近走・前走(毎日王冠)は開幕週の馬場で外を周った上、大幅な馬体増もあっての敗戦
・2走前(しらさぎS)は斤量を背負った上、勝ち馬より外を周った分もあっての2着
・3走前(ドバイシーマクラシック)は上位馬より外を周ったとはいえ物足りず
プラス・実績は上位
・近走は度外視可能なレースも多い
マイナス・近2走からの相手強化
・古馬相手には完敗が続いている
・マイルでの持ち時計は劣る
条件など・距離以上の適性が問われるレースになれば


8 カンチェンジュンガ (牡5/栗東・庄野/差・追)

近走・前走(スプリンターズS)は展開が向かずの敗戦
・2走前(セントウルS)はスムーズだが、強敵相手に勝利
・3走前(京王杯SC)は展開が向かず、時計勝負にも対応できなかったか
プラス・安定した末脚
・戦績から開催の進んだ馬場は悪くない
・京都外回りでの重賞実績
マイナス・初のマイル
・位置が取れず、展開待ちになりそう
・実績はここでは劣る
条件など・距離延長がプラスに働けば


9 エルトンバローズ (牡5/栗東・杉山晴/先・差)

近走・前走(毎日王冠)はロスのない競馬だが、上位馬にはキレ負けした感じ
・2走前(中京記念)は展開が向いたが、怪我明けの影響もあっての敗戦
・3走前(マイルCS)は外有利の馬場が向いての2着
プラス・先行力やスピードの持続力
・同舞台は3戦2連対で昨年の好走実績もある
・同型馬が少ない
マイナス・キレる脚はなく、位置が取れないとどうか
・近2走からの相手強化
・持ち時計は劣る
条件など・持続力勝負になれば


10 ラヴァンダ (牝4/栗東・須貝/差)

近走・前走(アイルランドT)は内が使える馬場で外を周り続けての勝利
・2走前(3勝クラス)はスムーズな競馬での勝利
・3走前(府中牝馬S)はスムーズな競馬での3着
プラス・安定した末脚
・距離やラップ問わず好走している
・京都は1-1-2-1
マイナス・初の牡馬混合重賞
・近走からの相手強化
・マイルの持ち時計はやや劣る
条件など・ある程度の位置が取れれば


11 オフトレイル (牡4/栗東・吉村/差・追)

近走・前走(スワンS)はやや展開が向いたが、出遅れから巻き返すロスもあっての勝利
・2走前(関屋記念)はロスのない進路取りだが、斤量を背負っての2着
・3走前(高松宮記念)はベストではない距離での敗戦
プラス・キレはここでも上位
・京都は3-3-1-0で重賞実績もある
・戦績から時計勝負にも対応できる
・追走面から距離延長は悪くない
マイナス・マイルで戦ってきた相手のレベルは劣る
・位置が取れず、展開待ちになりそう
条件など・差しが決まる馬場なら


12 ウインマーベル (牡6/美浦・深山/先)

近走・前走(スワンS)はロスのない競馬だが、展開が向いたとは言えずの4着
・2走前(安田記念)は馬場や展開が向いたが、ベストではない距離での5着
・3走前(1351ターフスプリント)は展開が向いたが、強敵と差のない2着
プラス・安定した先行力やスピードの持続力
・同型馬が少ない
・戦ってきた相手のレベルは上位
・昨年の好走実績
マイナス・戦績からもベストは1400mか
・キレでは劣る
条件など・前が残せる馬場なら


13 ロングラン (セ7/美浦・和田勇/差・追)

近走・前走(毎日王冠)は馬場や展開が向かずの敗戦
・2走前(安田記念)はやや折り合いを欠きながら外を周るロスがあっての敗戦
・3走前(マイラーズC)はスムーズだが、初のマイルを好時計で勝利
プラス・持続的な末脚
・同舞台での重賞実績
・近2走は度外視可能
マイナス・戦績からベストは1800mか
・キレではやや劣るため、後方からになるとどうか
・負かした相手のレベルは劣る
条件など・ある程度の位置が取れれば


14 レーベンスティール (牡5/美浦・田中博/先・差)

近走・前走(毎日王冠)は展開が向いたが、前が止まらない中できっちり差し切り
・2走前(しらさぎS)は斤量を背負った上、直線で進路が狭くなる不利もあった
・3走前(AJCC)はロスのない競馬だが、ややタフな馬場が合わなかったか
プラス・好位から速い脚が使える
・近走は度外視可能なレースも多い
・同型馬が少ない
マイナス・戦績からベストは1800mか
・近走からの相手強化
・折り合い面から外枠がプラスとは言えず
・綺麗な馬場での好走が多く、開催が進んだ馬場はどうか
条件など・スピードが問われる馬場なら


15 ジャンタルマンタル (牡4/栗東・高野/先)

近走・前走(富士S)はやや折り合いを欠いた上、勝ち馬とは斤量差もあっての2着
・2走前(安田記念)は馬場や展開が向いたが、序盤に折り合いを欠きながらの勝利
・3走前(香港マイル)は初の海外で直線は接触もあっての敗戦
プラス・実績は最上位
・先行して速い脚を使える
・国内では距離や舞台問わず3着を外していない
・今回の上位人気馬には過去に完勝している
マイナス・スムーズな競馬での好走が多い
・持ち時計はやや劣る
条件など・楽に先行できれば


16 ドッグランズ (牡5/海外/差)

近走・前走(Qエリザベス2世S)はやや追い出しが遅れたとはいえ伸び切れず
・2走前(ジャック・ル・マロワ賞)はそれほどロスのない競馬での4着
・3走前(サセックスS)は直線で進路を切り替えるロスもあっての敗戦
プラス・4走前は強敵相手に勝利
・欧州のタフな馬場を経験しており、開催の進んだ馬場は悪くない
マイナス・位置が取れず、キレる脚もなさそう
・馬場の違いがあるとはいえ、持ち時計が遅い
・昨年の香港マイルでは大敗しており、日本の馬場もどうか
条件など・馬場や展開の恩恵は欲しい


17 ソウルラッシュ (牡7/栗東・池江/差)

近走・前走(富士S)はロスのない競馬だが、斤量や怪我明けの影響もあっての3着
・2走前(安田記念)はやや展開が向かず、レース中に骨折もあっての3着
・3走前(ドバイターフ)はロスのない競馬だが、強敵相手に勝利
プラス・実績は上位
・同舞台は2-1-1-0で昨年の勝利実績もある
・近2走は度外視可能
・戦績から開催の進んだ馬場はプラス
マイナス・キレでは劣るため、位置が取れないとどうか
・枠はもう少し内が良かった
条件など・外有利の馬場なら


18 ワイドラトゥール (牝4/栗東・藤原/差・追)

近走・前走(スワンS)はロスのない競馬だが、強敵相手の2着
・2走前(CBC賞)はベストではない距離で展開も向いたとは言えずの敗戦
・3走前(ヴィクトリアマイル)は直線で相対的に伸びない内を通っての敗戦
プラス・京都は2-1-0-1
・安定した末脚
・近走は度外視可能なレースも多い
マイナス・戦績からベストは1400mか
・G1での相手強化
・位置が取れず、展開待ちになりそう
・大外枠もプラスとは言えず
条件など・外差し有利の馬場なら

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